早速、ホメオパシーのセッションを受けることにした。
善は急げ!何でも早く結果を出したい私は、何でも急ぐ傾向がある。
予約をすると、まず質問表を渡される。それは21項目、7ページにも及内容である。
主訴や内服中の薬をはじめ、ほとんどが記述なのだ。
中でも驚いたのは、胎児期の状況から、出産状況、予防接種に至るまでの詳細を要求していた。
なので母子手帳を見ながらの記入となるわけだ。
母子手帳は母が持っているので、久しぶりに電話をすることにした。
セラピーを受けるので、母子手帳が必要である話をすると、急に声色が変化し、厳しい口調で暴言を吐き出した・・・。
「いい年して、何がセラピーなの?何か悩みでもあるわけ?変な宗教なの?」
私は、母から長年虐待を受けてきたので、それを癒す為に受けると話すと
「誰が虐待したって?そんな事は私は一度もしたことがない!冗談じゃない!もう、お前とは親子の縁を切ってやる!母子手帳なんか渡さない!私の家にも二度と来るな!!」
と電話を切られた。
やっぱり、母とはまともに話すら出来ない状況だ。
すると、数分後に、怒りあまってまた電話をかけてきた。
「そんなに母子手帳が欲しいなら、送りつけてやる!親子の縁を切るから、2度とくるな!あなたとは話もしたくない!!」とぶち切れて、電話は切れた・・・。
深い溜め息が出たと同時に、やっぱりまだ母との関係は修復が難しい・・・。
それから、左側のこめかみが急に痛み始めた。片頭痛だ。
母とのトラウマが原因で出現する痛みのようだ。
母からは幼少の頃から虐待され続け・・・もう、かれこれ30数年だ。
中でも、一番ショックだったのは、殺されそうになったことだ。
私が浪人中に、新興宗教に勧誘されて、何か腑に落ちる部分があり入信してしまった。
もともと、家庭に問題があったし、何でこの両親に元に生まれたのか理解できず、今世だけでは解決がつかないと幼少の頃から思っていたからだ。
やると決めたら、徹底的にやる方なので、勧誘しまくって、多い時は1ヶ月に8人入信させて、新人の中では、一躍、スターのような存在であった!
まぁ、そのせいで、高校までの友人は沢山失ったけど・・・
その事件の起きた日は、突然、母は私の部屋にやってきた。
「何でその宗教をやるのか?」と聞かれた。
私は「成仏する為」と答えた。
すると、母は、「じゃぁ、死んでいいんだな!」と言って・・・
私の首にベルトを巻きつけて、締め上げ始めた・・・。
私は、はじめは脅しだと思っていた。
でも、違っていた・・・。
母は本気だった・・・。
強い圧迫感と息苦しさを感じ始めた。
母は、常々「世間に顔向けできないことをしたら、お前を殺して、私は自殺する。」と言っていたが、まさか、自分のお腹を痛めて生んだ子供を殺す親などいないだろう・・・。
私の考えが甘かった・・・。
必死に抵抗をして、何とか一命をとりとめた・・・。
でも、顔中には、紫色の斑点が浮き出ていた・・・。
すると、母は、「出て行くなら、裸で出て行け!!」といい、
今度は裁ちばさみを持ってきて、私の洋服を一枚ずつ、切り始めた・・・。
これにも、唖然とした・・・。
母から虐待されていた話は、この2年でやっと他人に話せるようになった。
それまでは、誰にも言えなかった・・・。
ずっと戦いの人生を送ってきたので、基本的に人を信用していなかったし、
他人に弱みは見せられない。弱みを見せればつけこまれて、蹴落とされる。
そんな変な親の話をすれば、私の評価が下がりいい結婚が出来なくなると・・・。
警察沙汰にしても良いレベルでもあるが、そんな事をしたら、大学進学も愚か、一流企業にも就職できず、一流の相手との結婚も出来ず・・・
私の人生が台無しになり、一生後ろ指差されて暮らしていくことになる。
だから、公にする事は出来なかった。
母から虐待されても、抵抗したら、何をされるかわからないので何も出来ない。
その影響で、私は感情を押し殺す傾向が強いし、感情的になっている人間を見ると、馬鹿馬鹿しく思え、どんな時でも冷静でいる自分がいる。
感じないような習慣が身についてしまったのだ。
でも、それは、本来の自分ではない。
感情を封印することによって、結局は、それが頭痛という症状として、小学生の頃から表れて、現在も続いているのに気がついた。
今まで封印してきた感情を表出する時期に来ているのかもしれない。